CB1000R(SC80)を購入したらまず交換したいと思っていた大物パーツがバックステップです。ノーマルステップも質感やポジションは悪くないのですが、気持ちよく走るならもう少し後ろ&高めに設定したいところ。
CB1000R(SC80)のバックステップは下記の製品がリリースされています(2020年4月現在)
AGRAS<アグラス>
|
現在リリースされている国産CB1000R用バックステップの中では一番高価なAGRAS。比較的初期にバックステップ以外のCB1000R用パーツラインアップも充実させており、車両購入と同時にエンジンスライダーなど購入した方も多いのではないでしょうか。4ポジション選択可能。丸みを帯びたデザインに細部まで施された肉抜き加工が美しいですね。
BABYFACE<ベビーフェイス>
|
大阪ゴールドが特徴的なベビーフェイス!4ポジションが選択可能。シュッとのびたヒールガードがかっこいいですね。パーツとしての主張もすごいですし、バックステップ変えてます感は間違いなくナンバーワンのパーツです。唯一シフトペダルがステップ側に取り付けてある製品で非常にかっこいいなと思います。
TSR<テクニカルスポーツレーシング>
|
F.C.C. TSR Honda Franceのレース活動で知られるテクニカルスポーツレーシング。実際にレース活動で得られたノウハウをフィードバックされたカスタムパーツは派手さはありませんが、TSRのみが持つ独特の機能美を感じさせてくれます。乗り味に関しても非常に期待が持てる製品ですね。
LighTech<ライテック>
|
世界最高峰ロードバイク選 手権GP125・Moto2・WSBKのトップチームと信頼関係を構築し、部品供給を行っているイタリアのLighTech。流石デザインの国、そしてスポーツバイクの国イタリアンブランドのバックステップ。ブラックアルマイトにワンポイントでレッドのパーツ、カーボンのヒールガードなどかっこいいですね。お値段は輸入品ということもあり少しお高めです。
購入にあたり最後まで悩んだのはBABYFACEとTSRでしたが、最終的にはTSRに決めました!!
最近のバックステップは、ポジション変更機構を備えるために、デザイン的にベースプレートとステッププレートが分割、ボルトで連結されたような構造になっているものが多いです。
そうすると、どうしても連結部分のボルトが目立ち、デザイン的にはちょっと大味な見た目になってしまいます。AGRASのバックステップはその辺りがうまく処理されていますが、ちょっと太くて丸みを帯びたデザインが好みではありませんでした。
TSRは悪く言うと大雑多で本当に機能的に必要なもの以外を割り切ったようなデザインですが、むしろそれが潔いというかかっこいいです。そして、よく見ると細部ではこだわってデザイン&処理されており好感が持てます。いかにも削り出しって感じの質感も満足度が高いです。
走りに関しては・・・
ステップバーの位置を4箇所、ペダルは前後位置を選択できるため、自分の乗り方にあったポジションに合わせることができます。自分の場合は、ステップバーを後&下、ペダルはブレーキは後、シフトは前がベストポジションでした。
乗った印象としてはステップ荷重だけでより深く・早くバンクするようになります。コーナーリングもより気持ちよく行えるようになりました。
ステップバーはちょうどよい食いつき具合といいますか、必要以上にブーツに食い込むこともなく、ステップワークも軽く行えます。
ただし、乗りなれない方ですとクイックな乗り味が少し怖いと感じられる方もいるかもしれません。ポジションがあっていないと、かなり乗りづらくなりますので、一度取り付けて終わりではなく、色々と試して、最適な位置を探してみてください。
取り付け後、1000kmのツーリングにも出かけましたが特に疲れる等はありませんでした。