CB1000Rブログ

ホンダCB1000R(SC80)のカスタムブログです。NeoSportCafeバンザイ。

CB1000R(SC80)にデイトナ ロードステアリングを装着!!

装着!!っておま、先日ハンドル変えたばっかだろ!!

このブログを見ていただいている方であれば、そう思われるでしょうが。すいません、ちょっとラグジュアリー路線に振りすぎました。。

確かに快適で乗りやすいのですが、普段のバイクライフは地元の峠道6割、高速主体の日帰りツーリング2割、泊まりのロングツーリング2割。

正直、峠道や高速道路は純正ハンドルのほうが乗ってて楽しいし安定している。

交換して200km以上は走りましたが、ちょっと自分の用途には合わないかなということで交換を考えました。

デイトナのロードステアリングの評価が高そう。

やはり純正に戻すか、マジカルレーシングのタイプ1かなとか妄想しながら改めてCB1000Rのハンドルについて調べていると、どうもデイトナのロードステアリングの評価が高い。

webikeの愛車紹介で、マジカル〜RIZOMAと変えている人も最近ロードステアリングを装着している。。各所のレビューもよさそうだ。

通販サイトをぐるぐる見ているとAmazonで定価22,000円が15,111円に値引きされている。なんなら明日届くじゃん・・ってことで、今のハンドルはグリップヒーターをボンドで接着してないし、デイトナのハンドルはスイッチも穴あけ済。気軽に試せそうなのでポチリました。

デイトナのロードステアリングが到着!!

ネットでは分解された写真が掲載されていますが、実際には組み立てられた状態で届きます。デイトナとしては分解は非推奨のようです。

届いたのが夜だったのでとりあえず仮付までしました。やばっ、かっこいいじゃないの(暗闇補正入ってますかねw)。

デイトナのロードステアリング、前から気にはなってはいたのですが、バーハンなのかセパハンなのか謎のデザインが実際かっこいいのか、ポジションはどんな感じなのか、実車を見ないといまいち勇気が出ませんでしたが、とりあえず初見はいい感じです。

翌日、本格的に位置決めしていきます。

左グリップ。fanaticのハンドルは左側がローレット加工されていて接着は不要でしたが、デイトナのハンドルはローレット加工がなく、接着しないとずれます。接着は位置をきちんと決めてからですよ。

右グリップ。左グリップと比べてハンドルとスロットルエンドが面一になりませんが、これは純正のインナーウエイトに合わせて位置決めされているからです。

初めは「スイッチ穴ずれてる?!」って思いましたが、先日外した純正ハンドルを見ると純正もこのようなクリアランスでした。

角度はこんな感じかな。


ハンドル先端を低くする方向に寝かせればタレ角を増やすことができますが、タレ角をつければつけるほどハンドルの根本が高くなり、バーが不自然な位置から降りてくることになるので(▲みたいな感じになる)、ハンドルセンターのデイトナロゴが綺麗に見える位置が個人的にはいいと思います。

これでも充分、フォークから一旦上に上がって落ちるタイプのセパハンと同じくらいのポジションです。

ある程度ポジションを決めたら、ケーブルや配線を整えていきます。

グリップヒーターの配線が余るので、フレーム側に引っ張っときましょう。ライト裏辺りに配線を止めてるクリップがあって、さらにクリップから配線がずれないように、配線にゴムのクッションがテープで巻きつけられているので、これは一旦外さないとひっぱれないです。

クラッチケーブルとマジカルのカウルが干渉しないように、クラッチホルダーのアジャスターを全締め、エンジン側でちょうどよい遊びに調整します。うん、干渉もなくなってOK!!

諸々位置決めしたら左側のグリップヒーターを接着します。ホンダ純正ボンドです。10分の1くらいしか使わないのでめっちゃあまります(笑)

ちなみに速攻乾いてグリップが動かなくなるので、あらかじめ位置を決めて一気にはめるのがポイントです。筆者は途中で動かなくなりそうになってめちゃんこ焦りました。。

各部本締めして、完成っ!!めちゃかっこいいぞ!!

ブラックが締まりますね。

beelinemotoも取り付けOK!!

ということで、当日200km、下道&峠&高速道路を走って来ました。

ポジションですが、見た目よりもかなり遠く・低くなります。ハンドルをフルにきった状態だと、タンクに干渉はしませんが、立体のロゴパーツとのクリアランスがせまく手をはさみがちです。

キビキビ走るにはいいですが、街乗りやツーリングには全く向きません。もちろん乗れないことは無いですが、明らかに純正ハンドルより乗車姿勢がきついです(特に低速時)。

逆に峠や高速道路ではかなり楽しくなります。快適になるのではなく、積極的に操りやすくなる攻めのポジションです。ただ、思い通りに操るにはライダー側も体幹など鍛えないと・・と思わせるようなスパルタンな感じです。

特性を図にするとこんなイメージ

思いっきり、走りのポジションとセパハン風の見た目に全振りしたハンドルです(サーキットの印象は走ったことがないので想像です。話半分でお願いします)

FANATICのハンドルとは真逆の特性ですね。両極端なハンドルを試してやはり純正ハンドルのスポーツもツーリングもこなすポジションは秀逸だと思いました。

デイトナのハンドルは見た目だけで判断すると危険

ネオレトロなデザインに惹かれた方の中には見た目もセパハンや低いハンドルにして印象を引き締めたい!とお考えの方も多いと思います。

ただ、このハンドルにすると、だったらCBR乗ったらいいんじゃない?って言われそうなくらい、純正と比較すると低くて遠いポジションと乗り味に変わります。

ステップも純正ではなくバックステップでないと違和感が出るかもしれません。

CBの大きな魅力の一つに速く走ってもゆっくり走っても楽しめる懐の深さがあると思います。それが見た目とスポーツ走行時の操りやすさと引き換えにスポイルされるのは間違いありません。

このハンドル、見た目だけでなく走りもセパハン風です!!

デイトナ担当者が、「おまえらセパハンに乗りたかったんだろ!乗れるもんなら乗ってみろ!」と挑戦しているかのようなこのハンドル(笑)。

長距離ツーリングは不安ですが気に入りました!!ハンドルカスタムはデイトナロードステアリングでひとまず決まりになりそうです!!

しかし今回のハンドル交換は勉強になりました。

ハンドルのカスタムってなかなか購入前に実車でポジションを確認することはできないですし、コストもかかるので難しいですよね。むしろ2本目で気に入る一振りに出あえてまだよかったのかもしれません。

ラグジュアリー路線にしろ、攻めの路線にしろハンドル交換はCBの特性を大きく変えてしまいます。

ハンドル交換を行う際は、今なぜ CBが好きなのか?
しっかり考えた上で検討したほうが良さそうですよ。