ついにヤフオクで手に入れました!AELLA(アエラ)可変ハンドル!
新品だとゴツい値段するので、うまく取り付けられるのか、そもそも乗り味が向上するのか分からない部品になかなか手を出せずにいたのですが、ついにヤフオクにCB1000Rに適合しそうな車種のハンドルが出品、運良くスタート価格のまま落札することができました!(ラッキー♪)
ハンドルバー、クランプ部分のパーツ、スペーサーなど全てアルミの削り出しでかっこいいです。。ハンドルバーとクランプはスペーサーとピンを挟んでボルトで連結されます。これによって3つの絞り角と3つの高さを好みに合わせてカスタマイズ可能です。
種明かしするとこのハンドルはBMWのS1000R用(商品コード:AE-27045A)です。
元々DUCATIのStreet FighterV4(ストリートファイターV4)用を狙っていたのですがヤフオクで今回のハンドルを見つけて図面を見てみるとCB1000R向けのハンドルにかなりサイズ感が近い。
AELLA S1000R用可変ハンドル
マジカルレーシング TYPE1
AELLAを標準の20度で使う場合はマジカルに対して高さ-1mm、角度-3°。
幅はマジカルはカットしないとCB1000Rにはつかなかったの思うのでAELLAとほぼ同サイズだと思います。引きは若干少ない感じでしょうか。まずスイッチボックス等が干渉することはなさそうですね。
マジカルの中ではTYPE1はスポーツ走行向けですがそれでもまぁまぁ絞りがありますよね。AELLAは純正ほどハンドルは開いておらずマジカルほどは絞っていない。うん、なんか理想に近そう。
純正は開きすぎて手が突っ張ってしまい違和感があり、以前近くて絞りの強いファナティックにした場合は楽なんだけど山で走るとフロントが頼りなくて楽しくなかった。
今回のAELLAは純正より程よく(近くて)(絞りがあって)(低くて)丁度よいバランス感なのでは・・・!
AELLA BMW S1000R用可変ハンドルを取り付ける際に必要なもの
BMWのバーエンドはハンドルにある雌ねじに12mmのボルトで取り付ける形で、CB1000Rについているバーエンドはまず使用できません。そのため、
1)S1000Rに適合するバーエンド
2)M12x40〜50程度の六角穴付きボルト
が必要になります。
バーエンドがあんまり選択肢が無いんですよね〜。今回はラジエターガードに使用しているEvotech Performanceのバーエンドが運良く格安で手に入りました。
あんまりいろんなブランドのパーツを取り付けると統一感がなくなって好きじゃないので良かったです。ボルトは指定サイズのものをAmazonで購入しました。
いよいよAELLA可変ハンドルの取り付けです!
一番の難関だったグリップヒーターの取り外しですが、純正とは違いホンダボンドでデイトナのハンドルに取り付けていたため、左右をフリーにして円滑剤を吹き込んでグリグリひねるだけで割りとあっさり外すことができました。よかった〜笑
そのままサクッとデイトナハンドルを取り外し完了です!
デイトナのロードステアリングも良いハンドルでした。かなりポジションは変わりますが遠く低く絞りがあるポジションはやる気にさせてくれるというか笑、実際に走って楽しいハンドルでした。ただ見た目だけが正直好みじゃなかった。。破格の値段なのでむしろすごいと思うのですがもう少し高くてもいいから凝った造形だったらなぁ。
仮付け。うぉぉ、かっこいい・・・!ビレットの暴力!!
慎重にポジションや各部の取り付け位置を検討していきます。この製品はS1000R用に始めからハンドルバーに穴あけされていますが、左側がグリップを若干内側に入れておかないとバーの先端ギリギリで合わせると元の穴が露出して雨水など侵入してしまうリスクがあります。
タンクとのクリアランスも左右OK!これでUターンのときにデイトナハンドルとホンダの立体エンブレムに指を挟まれなくてすみます!笑
ポジションや各部の位置も決まったので穴あけ!今回思い切って電動ドリルを買っちゃったんですけどすごい便利ですね。もっと早く買っておけばよかった。
CB1000Rスイッチ用の穴は5mmですが、1.5mm〜3.0mm〜5.0mmとビットを変えて除々に大きくしていくと失敗のリスクが減っていいと思います。
ハンドルのスイッチを削る・・みたいな情報もネットにありますがズレたら大変ですしちゃんと穴をあけたほうがいいと思います。
それとCB1000Rは右側は金属の固定バンドにポッチがあり削ることは出来ないのと出来たとしてもアクセルの周り止めもかねているので危険です。無理な場合はショップに取り付けを依頼しましょう。
無事CB1000RにAELLA BMW S1000R用ハンドルが取り付け出来ました!
かっこいい!やっぱり自分のCBにはハンドルはシルバーがしっくりきます。削り出しの質感が半端ない。さすがAELLA。TSRの削り出しクランプとの相性もバッチリです。もうトップブリッジも削り出しにしたい笑
バーエンドも単体だとそれほどかっこいいとは思っていませんでしたが取り付けてみると予想外にいい感じでした!M12のごついボルトもインパクトあっていいですね。暫定と思って買いましたがずっとこれでいくと思います。
ハンドル垂れ角はほぼ0度。寝かせてみたりもしましたがこの位置が一番しっくりきました。
絞りは純正よりも強めですが近すぎず遠すぎず、自然な位置にハンドルがありリラックスして乗車できます。
やっぱりシビセンにはバーハンドルスタイルがしっくりきます!クランプ部分は肉抜きされていてデザイン上のアクセントになりますね。
肝心のAELLA可変ハンドルの乗り味はとにかく自然体!
デイトナのロードステアリングと比較すると前傾が緩和され前輪の設置感は若干薄れますが、本当に自然体のポジションで安心感が高く軽快にライディングすることができます。
スポーツしてる!って感じるのはデイトナなのですが、なぜかAELLAのハンドルのほうがコーナーリング中のバンク角は深くなりました。不思議。リアが軽くなったような気がして、コーナー出口でアクセルを開けるといい意味で流れるような感じでぐんぐん曲がっていきます。
とにかく変な力がハンドルに入りづらく、良く考えられたポジションだと感じました。他車種用ではありますがコンセプトも近い車体ですしCB1000Rとの相性はバッチリです!
AELLAというと古くはDUCATIやBuellのパーツを作っていたイメージですが
今はKAWASAKIのZ900RS用もリリースしているのですね。同じようにイタリア車中心のmotocorseも同車種のパーツをリリースしていますが当時じゃ考えられないですね。国産のパーツなんて絶対作らなさそう笑それだけZ900RSのマーケットは大きいのでしょうね。
以前所有していたDUCATI998や900SSでAELLAの品質やデザインは本当に良いものだと感じていたので今回CB1000Rに導入できて嬉しいです!
ハンドル3本目の正直!
もうハンドルを変えることはないと思います。このハンドルの新古品!みたいな出物がヤフオクに出品されなければ笑